天王寺書房

本と本の間で感じた言葉について

あなたのあり方が、あなたに与えるもの

仕事とは、自分にとって、いったい何だろう?そんな漠然とした疑問の中で、ふと手にした本。 科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方 作者:鈴木 祐 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 発売日: 2019/12/13 …

言葉と出会う瞬間

随分と書いてませんでしたね。久々に書いてみます。 ずっと読んでみたいと思っていた開高健。その代表作『ベトナム戦記』を読んでみました。 ベトナム戦記 (朝日文庫) 作者:開高 健 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 1990/10/01 メディア: 文庫 全く予…

繰り返す思索の中に

ずっと読んでみたいと思っていた、吉田篤弘氏のエッセイ、ついに読みました。 京都で考えた 作者: 吉田篤弘 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 忘れられていくものを引きとめようとすること…

話しの水位を調整する

いわゆる、関西人のボケ・ツッコミという話し方について、ようやく的を射た説明に出会った気がします。 大阪的 (コーヒーと一冊) 作者: 江弘毅,津村記久子 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2017/03/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

言葉の重さ/軽さ

ここで言いたいのは、いわゆる「言葉の意味の重さ」ということではありません。 ある文章を読んだとき、なんとなく自分の気持ちや身体までも巻き込むような、物理的な重みを感じさせる重苦しさや、さわやかな風の中にいるような軽やかさを感じる文章のことで…

ええ感じの場所

今回の2冊の共通点は、ずばり、内田樹氏つながりですっ。 Meetsは、好きな雑誌でしたね。街の濃さが、そのまま伝わってくる内容で。その編集長である江弘毅氏がMeetsのことを書いた本があるということで、探して、買って、読んでしまいました。 ミーツへの道…

生きているのは最高だったよね…

アニメが良かったので、あの雰囲気を再度味わいたく、コミックの方を読み始め、全6巻を読み終わりました。 少女終末旅行の各巻の感想として、言葉をいくつか添えてみました。 少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス) 作者: つくみず 出版社/メーカー: 新潮社 …

新しい意味で埋めてくれ!

我々の想像力から生まれてくるものに、意味や生産性をあたえること。それは、案外、どうすれば、いいんでしょうね… 自由俳句に、少し興味が出てきて、以下の本を読んでみました。 カキフライが無いなら来なかった (幻冬舎文庫) 作者: せきしろ,又吉直樹 出版…

力が発揮できるつながり

機能は形状に含まれる…人間の骨格はそうかもれませんが、見えない人と人とのつながりを考えると、「言葉」だったりするのかもしれません。 ディスクワークなので、肩や背中周りが、いつもガチガチです。 そんなわけで、肩甲骨まわりのメンテナンスのために、…

私はこの道を歩んでいこうと思う…

偶然読んだ2種類のお話し。でも、どこか似たような感じを受けるのだけど、何だろう… 2019年の初読みということで、『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと/花田菜々子』と『少女終末旅行/つくみず』を読みま…