天王寺書房

本と本の間で感じた言葉について

2019-02-22から1日間の記事一覧

話しの水位を調整する

いわゆる、関西人のボケ・ツッコミという話し方について、ようやく的を射た説明に出会った気がします。 大阪的 (コーヒーと一冊) 作者: 江弘毅,津村記久子 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2017/03/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

言葉の重さ/軽さ

ここで言いたいのは、いわゆる「言葉の意味の重さ」ということではありません。 ある文章を読んだとき、なんとなく自分の気持ちや身体までも巻き込むような、物理的な重みを感じさせる重苦しさや、さわやかな風の中にいるような軽やかさを感じる文章のことで…