力が発揮できるつながり
機能は形状に含まれる…人間の骨格はそうかもれませんが、見えない人と人とのつながりを考えると、「言葉」だったりするのかもしれません。
ディスクワークなので、肩や背中周りが、いつもガチガチです。
そんなわけで、肩甲骨まわりのメンテナンスのために、以下の本を読んでみました。
筋肉を緩めて体を自由に動かすこと、重力までイメージして体の動きをコントロールすることなどが語られていて、かなり興味深い内容でした。
ちなみに、肩甲骨の形状から考えて、腕の力が一番発揮できるラインというものがあるそうです。
ゼロポジションとは、肩甲骨の裏側にある尾根のような部分=肩甲棘と言いますが、その部分が腕の上腕骨と一直線になったポジションのことです。
この肩甲棘のラインに注目して、肩甲棘と上腕骨が一直線になるポジションを見ると、もっとも関節面の向きが正しい位置になります。(中略)肩甲骨の力を最大化するために存在している肩甲棘と上腕骨が一直線になるラインには特別な意味があるとされ、関節面の角度が0°になっていることから、ゼロポジションと呼ばれているのです。
さて、全く分野が違う話しですが、「日本仕事百貨」という求人サイトを運営している方の書籍。
この本の内容、「日本仕事百貨」のウェブサイトには、いろんな「生きることと働くことが連続していて、生きるように働いている人」が紹介されています。
ずっといい場所を作ろうと、建築を勉強したり、不動産の仕事をしたりしてきた。でもいい場所って、人なんだ。ついつい通ってしまう場所には、そこにぴったりな人たちがいる。ぴったりだから、そこにいる人たちも生き生きとしている。生き生きとしている人たちがいる場所はいい場所になる。
会社や組織でも、人が人間として力が発揮できる「カタチ」ってのがあるのかもしれませんね。そのような視点で会社と人をつなげていくことを、この本では、木の成長に例えています。
人と人とが力を発揮できる形で結びつく。それが何か「カタチ」に見えるといいですね。